日本演出者協会とは
JDA 日本演出者協会 >> 日本演出者協会とは
日本演出者協会は、1960年に設立された日本における唯一の専門的舞台演出家の協会です。
《社会的・経済的・芸術的地位の確立、芸術的能力の向上のための研究・芸術上の相互援助をはかることを通じて日本演劇の発展に資する》ことなどを目的として設立されました。〈演出家〉ではなく〈演出者〉とした理由は、初代理事長である村山知義の「演出は単なる職能であり、またプロもアマチュアも参加できる」という理念からでした。以来、さまざまな事業を行い、また社会への提言を行っています。が、まだまだ多くの課題が残っています。
そして緊急の「世代交代」が求められている時代です。様々な息苦しさが渦巻く時代、今こそ演劇に何ができるかが問われています。如何に困難な時代でも私たちは「いま・ここ」から私たちの自由なカラダとコトバをつかって「世界=舞台」に発信するしかありません。
新執行部は次のような仕事をやろうと思っています。もちろん、皆さんの意見をどんどん事務局に持って来てください。
●世代交代に向けた新組織→より多くの協会員が参加・協働でき、協会の中軸になる部会を全国に!
●育成・普及・教育・国際・広報など各事業部の事業の再点検と部会活動の拡充。
●演劇教科書を作る ●公共劇場提携事業 ●俳優養成事業
●日本演劇センター(仮称)設立準備会へ向けた具体的な話し合い。
夢の企画を持って、ふらりと、西新宿へおいで下さい。待ってます。(流山児祥)
【協会概要】
設立 |
1960年3月 |
会員数 |
約580名(2018年12月現在) |
目的 |
本協会は、日本で唯一の舞台演出家の協会であり、日本の専門的演出家の社会的・経済的・芸術的地位の確立、芸術的能力の向上の為、研究、相互援助を図ることを通じて、日本演劇の発展に貢献することを目的とする。 |
事業 |
演出家の諸権利を守り、相互に研修を重ね、親睦を図るための事業として、会報の発行、各種研究会ゼミナール、国際会議などを開催するほか、地域での演劇振興や新人育成に寄与すべく日本各地で、「演劇大学」、「演出家養成セミナー」、「国際演劇交流セミナー」、「若手演出家コンクール」を開講している。また、海外より留学生の受け入れ、海外文化派遣団体の窓口としても活動し、実績を残している。 |
芸団協入会 |
1974年9月 |
沿革 |
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理事長 |
流山児祥 |
副理事長 |
鵜山 仁、宮田慶子 |
常務理事 |
坂手洋二、小林七緒、シライケイタ、西沢栄治、日澤雄介、松本祐子 |
理事 |
小川絵梨子、鴻上尚史、佐藤茂紀、田中孝弥、成井豊、西川信廣、 はせひろいち、ふじたあさや、山田恵理香、わかぎゑふ |
理事・事務局長 |
和田喜夫 |
理事・副事務局長 |
大西一郎 |
副事務局長 |
柏木俊彦 |
監事 |
外波山文明、福田悦雄 |
評議員 |
瓜生正美、貝山武久、栗山民也、中村哮夫、福田善之
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《事業担当一覧》 ○演劇大学部 |
【部長】小林七緒 |
○国際部 |
【部長】佐川大輔 【副部長】広田豹 【担当理事】シライケイタ 〈北海道〉前田透 |
○日本の戯曲研修部 |
【部長】川口典成 〈北海道〉田中春彦 |
○若手演出家コンクール |
【部長】西沢栄治 【制作担当】三村里奈 |
〇広報部 |
【部長】秋葉由美子 【副部長】ヌ原秀一 【担当理事】大西一郎 |
○教育出版部 |
〈関東〉黒澤世莉、坂手洋二、佐々木治己、篠阜正、篠本賢一、外波山文明、成井豊、日澤雄介、ふじたあさや、松本祐子、山崎哲史 |
○新事業企画部 |
【部長】鵜山仁 |
○演劇センター推進部 |
【部長】西川信廣 |
○法務部 |
【部長】藤間健 |
○日韓演劇交流センター委員 |
【部長】シライケイタ |
○フェニックス・プロジェクト |
【部長】大西一郎 |
○観劇案内 |
【部長】遠藤栄蔵 |
○事務局 |
〈本部〉秋葉舞滝子、荒川貴代、上田郁子、清水直子 (2019年10月現在) |
事業内容
その他
協会では既定の枠組みに捉われない新たな取り組みも行っております。
皆さまからの新たな企画も随時受け付けております。
(→メールはこちら)
これまでの主な取り組み
- 演出家、シンベリン・ビューラーによるワークショップ開催!2008年7月28〜29日
- ワークショップオーディションのお知らせ 2007年3月12〜16日
- ロシア・セルゲイ D. チェルカスキイ氏によるワークショップ2006年8月9〜22日
- 日本演出者協会戦後60年特別企画 2005年9月14日
- 演出家インターンシップ再開2005年6月5日〜7月30日