日本の戯曲研修セミナーin大阪2019 清水邦夫&秋元松代を読む!「時代に捨てられてたまるか!」

リーディング上演&ディスカッション!

スケジュール

料金

1,000円

※1日全演目、1演目のみも同額
※日本演出者協会会員は無料

公開稽古

2月9日(日)

14時~17時 清水邦夫「署名人」 演出:南出謙吾 講師:森下昌秀
18時~21時 秋元松代「ことづけ」演出:森本洋史 講師:キタモトマサヤ

参加費無料

会場

〒536-0007 大阪府大阪市城東区成育1-4-25
■京阪「野江駅」出入口1 から徒歩2分
■JR「野江駅」から徒歩5分
■地下鉄谷町線「野江内代」1番出口から徒歩15分
※セブンイレブン横の白い建物です。

演劇経験関係なく、どなたでも参加できます!

お申込み・
お問い合わせ

一般社団法人日本演出者協会関西ブロック事務局
担当:金子順子

kansaiblock@gmail.com
090-9624-7396(コズミックシアター)
お名前、ご連絡先を記載してください。

日本演出者協会関西ブロック

主催

文化庁 /一般社団法人日本演出者協会

制作

一般社団法人日本演出者協会

企画

一般社団法人日本演出者協会 関西ブロック

文化庁委託事業

「2019年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

清水 邦夫について

【劇作家、演出家。1936 年11月17日、新潟に生まれる】早稲田大学第一文学部演劇科在学中に初戯曲『署名人』を発表。卒業後、岩波映画に入社。1965 年に退社。劇団「青俳」などに戯曲を提供する。蜷川幸雄と「現代人劇場」を結成し、新宿文化劇場を拠点に活躍する。「櫻社」を経て、演劇企画グループ「木冬社」を主宰(2006年活動休止)。反体制的な若者の怒りと挫折をエネルギッシュに描いた前期作品、年齢を経た男女が喪われた時を追いかける後期作品。いずれにも演劇への愛情と情熱、そして詩情にあふれた劇構成にあふれている。女優へのリスペクトと言える『楽屋』は、おそらく現在最も多く上演される戯曲だろう。主要作品:『狂人なおもて往生をとぐ』、『ぼくらが非情の大河をくだるとき』(岸田戯曲賞)、『とりあえず、ボレロ』等。

秋元 松代について

【劇作家。1911 年1 月2 日、横浜に生まれる。(2001年4 月24日没)】戦後、友人の紹介で三好十郎の戯曲研究会に入り、劇作を始める。初期作品には、女性の能力を認めない封建的な家族・社会制度への強い反発があり、ジェンダー思想の先駆けといえる。民間放送の開始とともにラジオ・テレビドラマの執筆を始め、多くの賞を受ける。ドラマを戯曲に発展させた作品は多い。『村岡伊平治伝』など「からゆきさん」を取り上げた作品群では、国家に翻弄された地方の女性たちに目をそそぐ。その姿勢は、民間伝承に材を採り、力強く美しい「方言」を駆使した、『常陸坊海尊』など、熟成を示す優れた作品に結実した。また、蜷川幸雄演出による『近松心中物語』では大衆的な評判を得た。主要作品:『礼服』、『アディオス号の歌』『かさぶた式部考』『きぬという道連れ』等。

講師

森下昌秀(戯人舎)
【「清水邦夫」シンポジウムゲスト講師/ 公開稽古& ディスカッション講師】
72 年から関西芸術座。75 年、つかこうへい『出発』が初演出。以降、ピンター、北村想、清水邦夫、創作劇を演出。88 年から戯人舎。オペラ『蝶々夫人』『こうもり』、吉本新喜劇から清水邦夫、太田省吾、別役実、泉鏡花、近松門左衛門、シェークスピアなど多岐にわたるも、2001 年以降は『楽屋』『なぜか青春時代』『とりあえず、ボレロ』『タンゴ・冬の終わりに』など清水邦夫作品のみを演出。

山縣熙( 神戸大学名誉教授)
【「秋元松代」シンポジウムゲスト講師】
美学者、神戸大学名誉教授。1938 年、和歌山に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。69-72 年、フランス政府給費留学生としてパリ第10 大学に留学する。神戸大学文学部教授として学生を指導し、2001 年退官。続いて、大阪芸術大学で文芸学科教授、学科長、大学院芸術研究科長を勤め、2017 年に退任。『劇作家サルトル』(作品社 2008)、『ノイズの位相と映像表現─高倉健主演『幸福の黄色いハンカチ』(2017) 他、著書、翻訳書多数。

キタモトマサヤ
【公開稽古& ディスカッション講師】
遊劇体主宰・演出家。たまに劇作、ごくたまに俳優もやる。和泉山脈の麓に住んでいるからというわけではありませんが、泉鏡花オリジナル戯曲全作品上演に挑戦中。残すところ4 作品。大阪女優の会(2009、2010)、大阪現代舞台芸術協会プロデュース公演(2009)、桃園会(2009)、国民文化祭・京都2011「現代演劇の祭典」プロデュース公演(2011)、大阪劇団協議会フェスティバル45 周年記念合同公演(2018)など劇団外の演出多数。

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