秋浜悟史:日本の戯曲アーカイブ
「日本の戯曲研修部アーカイブ」は、日本演出者協会が主催する「日本の戯曲研修セミナー」で取り上げた戯曲や劇作家を中心に、セミナーコンテンツや周辺情報をまとめたアーカイブです。未来の演出家や演劇人に向けて、有益かつ論争的な場となることを目的としています。
秋浜悟史(あきはま・さとし)
1934年岩手県生まれ。学生劇団「早大自由舞台」に参加したあと、岩波映画製作所に勤務。1962年から劇団三十人会に参加。1969年に『幼児たちの後の祭り』に至るまでの諸作品の成果において岸田國士戯曲賞受賞。大阪芸術大学に長年勤務し、1994年に兵庫県立ピッコロ劇場の代表に就任。2005年没。劇作には故郷岩手を舞台にしたもの(『ほらんばか』含む「東北の四つの季節」など)が多い。
「日本の戯曲研修セミナー」in 東京 2019宮本研&秋浜悟史を読む!『美しきものの伝説』&「東北の四つの季節」
秋浜悟史を読む!:2019年7月15日(月祝)・8月20日(火)〜25日(日)(全7回)
戦後の東北地方の片田舎を舞台に、東北の言葉で、無名の民衆たちの欲望と倦怠とを描いた秋浜悟史<東北の四つの季節>(「ほらんばか」「英雄たち」「リンゴの秋」「冬眠まんざい」)を題材に、東北出身の劇作家・演出家の詩森ろばがワークショップを開催しました。戯曲に対して、短編の構造、方言による表現のあり方などを分析し、魅力を探求しました。
・セミナーの報告
アーカイブ
戯曲情報
<東北の四つの季節>(「ほらんばか」「英雄たち」「リンゴの秋」「冬眠まんざい」)は以下の書籍に収蔵されています。
・全作品(『英雄たち : 秋浜悟史一幕劇集』)
・『英雄たち』(現代日本戯曲体系第3巻)
・『ほらんばか』(現代日本戯曲体系第4巻)
・『冬眠まんざい』(現代日本戯曲体系第6巻)