知念正真:日本の戯曲研修部アーカイブ

日本の戯曲研修部アーカイブ」は、日本演出者協会が主催する「日本の戯曲研修セミナー」で取り上げた戯曲や劇作家を中心に、セミナーコンテンツや周辺情報をまとめたアーカイブです。未来の演出家や演劇人に向けて、有益かつ論争的な場となることを目的としています。

知念正真(ちねんせいしん)

1941年沖縄市(旧美里村)字古謝生まれ、2013年没。
コザ高校在学時放送部、文芸部、演劇部活動。二松学舎大学中退、劇団「青年芸術劇場」に研究生として入団(62.04)。1963年に沖縄へ戻り、琉球放送のアナウンサー募集試験を受け、ディレクターとして採用。主要戯曲作品として「人類館」(1976)、「コザ版どん底」(1986)、「コザ版ゴドー」(1988)、「命かんぱ」(1993)、「幻のX調査隊うるま島炭鉱異聞(二場)」など。その他、ラジオ放送劇、短編小説、エッセイ多数。

日本の戯曲研修セミナーin東京2023 知念正真『人類館』を読む!

2024年1月25日(木)〜28日(日)(全4回)

知念正真『人類館』。今回の日本戯曲研修セミナー in 東京で取り上げる、この戯曲を初めて読んだときの、ざわざわする感覚は忘れ難いものがあります。沖縄の問題を取り上げながら、日本の問題、まさに「人類」の問題を取り上げ、沖縄の人たちにもさまざまに刺さったであろうこの戯曲。初演、戯曲の発表から、作者自身も予期せぬ、思いもかけぬ評判や評価となっていったことにも、この戯曲の凄み、を感じます。人を展示する、それを見る、ここに書かれているものの奥には何があるのでしょう。 演出家を中心に、読み、聞き、侃侃諤諤と議論をし、最終的に通して読んで発表することで、この戯曲に迫りました。(実行委員 丸尾聡)

・企画詳細

・セミナーの報告

アーカイブ

森口豁トーク(1/27)(2024)

2日目レクチャー(1/26)(2024)

戯曲情報

『人類館』(1976)

戯曲デジタルアーカイブにて無料で閲覧・ダウンロードできます。

・戯曲デジタルアーカイブ

または『現代日本戯曲大系10巻などに所収されております。

リンク

・wikipedia:知念正真

・知念正真 「人類館」は、沖縄演劇の金字塔(坂本(平敷)尚子)

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