日本の戯曲研修セミナー
@オンライン2022 雑誌『青鞜』を読む!
日本の戯曲研修セミナーオンライン企画第二弾では、平塚らいてうの「元始、女性は実に太陽であった。」で有名な『青鞜』を取り上げます。日本初の女性による文芸同人誌『青鞜』 に掲載された戯曲のうち、7人の作家の合計13作品を、劇作家や演出家として活躍する参加者が読んだ上で、それぞれの自由な視点から作家や戯曲を紹介し、ディスカッションを行います。 4ヶ月連続の企画を通して、「封建的な在り方からの女性の解放」を訴えた明治期の世 相や女性たちの思想を、「戯曲」という入り口から探索しようという試みです。演劇研究 者である井上理惠氏のオープ ニングレクチャーも必見。オンラインで、世界のどこからでも ご見学いただけます。
青鞜(せいとう)とは
1911年、平塚らいてうが主唱して結成した青鞜社の機関誌。野上弥生子、長谷川時雨、伊藤野枝、田村俊子、岡本かの子、神近市子らが参加。これらの人びとを〈青鞜派〉と呼ぶ。《青鞜》は初め女性文芸雑誌であったが、のち伊藤野枝を中心として、貞操問題や堕胎問題といった婦人問題の啓蒙誌となり、新しい女性の目ざめと解放に貢献した。1916年廃刊。なお青鞜はブルー ストッキングの訳。日本のフェミニズムに大きく貢献 した。
出展:百科事典マイペディア
開催日時
2022/10/20㊍・11/22㊋・12/20㊋・2023/1/10㊋
各 19:00- 22:00
スケジュール
セミナーの 進め方
発表者が作家のプロフィールや戯曲のあらすじ、当時の社会状況との関わりや自身の関心・興味を述べたあと、 ディスカッションを行います。見学&ディスカッション参加者の方も、チャットにコメントを書き込んでいただく ことで、議論に参加していただけます。
会場
オンライン(Zoom)💻
入室先は参加者に通知
使用戯曲
『陽神の戯れ』『闇の花』 作:荒木郁(子)
『手兒(児)奈』『或日の午後』『夢占ひ』作:長谷川時雨
『モルヒネと味噌』作:上田君
『お夏のなげき』『女ばかり』作:小林哥(歌)津
『習作』作:原田皐月
『おまん源吾兵衛』『二人の女』 作:岡田八千代
『ある男の夢』『幕間になる迄』作:岡田ゆき
📗「国立国会図書館デジタルコレクション」から、インターネット上で『青鞜』を閲覧することができます。国立国会図書館に利用登録(本登録)をした上で、国立国会図書館オンラインにログインし、「個人向けデジタル化資料送信サービス」の利用規約に合意する必要がございます。
参加条件
🔘 Zoomに接続可能であること
🔘 セミナー時間に常時接続の状態でいられること
ディスカッション参加者
ゲスト プロフィール
10/20㊍ オープニングレクチャー「女たちの叫び!」
《ゲスト》井上理惠
桐朋学園芸術短期大学特別招聘教授。演劇学・劇作家論・演劇史専攻。フェミニズムの視点で演劇研究・批評に取り組む。現代演劇のあらゆるジャンルを対象に劇評を書く。『ドラマ解読映画・テレビ・演劇批評』。最近の著書に『清水邦夫の華麗なる劇世界』『宝塚の21世紀演出家とスターが描く舞台』。女性劇作家論に「岡田八千代論」「秋元松代論」等々がある。ブログ「井上理惠の演劇時評」を2010年からネット上で公開。
料金
【ディスカッション見学】1000円 (通し) ※協会員無料
定員
【ディスカッション見学&参加】50名
お申込み
チケットシステム「Peatix」からご予約ください
※協会員(無料)の方もチケットシステムPeatixよりお申込みください。
【チケットシステムPeatix】
上記のシステムが利用できない方は、
お名前、所属、連絡先(メール、電話)を明記の上
以下のメールアドレスまでご応募ください。
✉ gikyokubu.online@gmail.com
お申込み締切
最終日の開催時間まで
※応募人数によって先着順で〆切となる可能性がございます
日本の戯曲研修部
〈オンライン〉
秋葉舞滝子 EMMA(旧・豊永純子) 川口典成 蔵人 黒澤世莉 篠本賢一 田中春彦 日澤雄介 平野智子 丸尾聡 吉田康一
宣伝美術
松田陽子
文化庁委託事業
「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催
文化庁 / 一般社団法人日本演出者協会
SNSアカウント
日本の戯曲研修部 Twitter
#青鞜を読む!
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