演劇大学IN大阪2024
学ぶつながる2日間

期間

2025年1月18日(土)~1月19日(日)

会場

大阪市立芸術創造館

講座&講師

【聞いたら得する古典の音楽】
・日時:1月19日(土)13:00〜16:00
映画やアニメでは劇伴と呼ばれる劇的な音楽がよく入ります。その影響か昨今の若手の演出家が爆音の音楽に頼った演出をしがちのようにも思えます。今回の講座では古典の舞踊や芝居の音楽がいかに演者を生かし、寄り添っているかを講師の菊央さんに実演をしてもらいながら教えてもらいます。そして有名な戯曲の一部を講師のわかぎゑふが読み、それに即興で音をつけてもらうことで、演出家と音楽の関係を探っていきたいと思います。

講師:菊央 雄司(きくおう ゆうじ)
古生田流箏曲、野川流三絃、上方系胡弓、平家琵琶 演奏家 人間国宝故菊原初子の後継者菊原光治師に12歳で入門。上方系胡弓を菊津木昭師に師事。野川流三味線本手組歌及び古生田流箏組歌、両巻を伝授。上方胡弓を菊津木昭師に師事。
長谷検校記念第6回全国邦楽コンクール最優秀賞、文化庁激励賞、大阪舞台芸術新人賞 大阪市咲くやこの花賞、大阪文化祭奨励賞、日本伝統文化振興財団賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。(公)当道音楽会会員、琴友会所属、平家語り研究会会員。「菊央雄司地歌の会」主宰 NHK文化センター西宮ガーデンズ教室講師、文楽研修生講師。

・受講料:一般2,000円  高校生以下無料

【知ったら得する古典の所作】
・日時:1月19日(日)  13:00~16:00
舞踊家の山村若静紀さんを迎え、着物芝居の所作を直接指導していただきます。普段着物を着慣れない俳優は、少し動くと着崩れたり、どう動いたらいいか分からない。着付けを習ったのでキッチリ着れるが役に合ってない着方をしているなど、チグハグな問題が起きがちな現代の俳優にとって、少しのコツで着物を着こなせるようになることは必須の稽古のひとつでもあると思います。また講師のわかぎゑふによる「小物で印象が変化する着物」の実演もあります。

・講師:山村 若静紀(やまむら しずき)
1970年、京都府生まれ。3歳より日本舞踊を始め、山村若佐紀師(旭日小綬章・紫綬褒章受章)に師事。大阪の商家や花街を中心に舞い伝えられてきた上方舞・山村流の師範として、東京・大阪・神戸に稽古場を開く。また、舞踊公演への出演や門弟の育成はもとより、大学や企業での講座、伝統芸能のイベントプロデュースなど、幅広く活動している。テレビ・ラジオの出演多数。
本名・堀口初音として著書に『上方伝統芸能あんない』(創元社)ほか。「静紀会」主宰。2012年より「静月会」「山村若静紀 舞の會」開催。小唄と上方舞のユニット「月侍の会」同人。日本舞踊協会会員。
 
・受講料:一般2,000円 高校生以下無料

監修・講師:わかぎ ゑふ
関西小劇場の劇団リリパットアーミーⅡ二代目座長、芝居制作処「合資会社 玉造小劇店」の社長。
大阪弁の人情喜劇、明治以降の近代日本の庶民劇に定評がある。日本劇作家協会、日本演出者協会(現理事)、日本ペンクラブに所属。
2000年大阪煌めき賞、2001年上演の「お祝い」の作、演出に対して大阪舞台芸術奨励賞受賞。同作品で岸田戯曲賞ファイナリスト。2011年度バッカーズ・ファンデーション演劇賞受賞(三軒茶屋婦人会「紅姉妹」脚本に対して)2017年大阪文化祭奨励賞受賞(古典芸能とのコラボ企画「わ芝居」に対して)
大劇場から小劇場まで縦横無尽に演出できる数少ない女性演出家のひとり。ラジオ、テレビへの出演、ドラマの脚本、エッセイ本も多い。NHKで放映中の『リトル・チャロ』シリーズの脚本家。2023年には大阪市市民表彰を受賞。

お申込み

  https://endai-osaka-2025.peatix.com
チケットシステム[peatix]を使用しています。[peatix]への登録、ログインが必要です。初めてご利用になる方は、移動先画面の右上「新規登録」からご登録ください。

日本演出者協会は、ハラスメント防止に努めています。
参加のお申込みをされる前に、必ずこちらの「日本演出者協会事業におけるハラスメント防止ガイドライン」をご確認ください。

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))独立行政法人日本芸術文化振興会

主催

一般社団法人日本演出者協会

企画制作

一般社団法人日本演出者協会

企画運営

一般社団法人日本演出者協会関西ブロック実行委員会
井之上淳・笠井友仁・金子順子・神澤和明・木嶋茂雄・島芳道・島原夏海・島守辰明・高椅恵・田中孝弥・古川剛充・山口浩章・山本つづみ・わかぎゑふ・丸山裕介

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