ニュース・コラム

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――【D】 特 別 対 談 ――
『これからは団体戦で交流を』
小川絵梨子〈日本〉× 方瑜(Fang・Yu)〈台湾〉

この度、 協会 誌「 D 」 WEB 版 へ の 移行 に 向けて 、 協会 誌の目玉となっている対談を、オンラインツール の 特色を生かしながら 、初となる海外演出家やプロデューサーと日本の演出家の 対談 を 行いました。
日本と台湾の演劇事情の違いや文化の違いを紹介しながら 、これからの時代の演劇を相互に考えるという内容となっております。
会員の皆様は勿論の事 、演劇関係者の方々への貴重な情報提供になると共に、この対談が広く多くの方々の目に届くことによって、演劇普及の一助になる事を 目標としております。
今後、 日本 演出者協会が 目指す新たなアジアネットワーク構築のきっかけとなることにも期待を寄せております。是非 御一読 頂ければと思います。

文責: 広報部 部長 桒原 秀一

これからは団体戦で交流を

コロナ禍の中、
広報部ではリモート対談を試みました。
参加してくださったのは、

日本に留学経験を持つ元台北国立劇場副監督、ファン・ユーさんと、
前号に続いての登場となる小川絵梨子さん。
台湾のアート業界の話に

一同驚くことばかり。
数々の貴重なお話を伺うことが

できました。


この20年、職業の前に
女性という言葉を使うことがほぼないです。
良い演出、良い作品には

性別がないということですね。【ファン・ユー】                     

女性という枠組みを 
一体いつまでやってるんだろうと思うんですよね。
台湾の進んでいるところに刺激を受け、

一緒にできたら嬉しい。【小川 絵梨子】


台湾:方瑜/ Fang, Yu (ファン・ユー)
慶應義塾大学文学研究科美学美術史専攻 
アート・マネジメント分野修士課程修了。
フリーランス訳者、プロデューサー。
元台北国立劇場副監督。

小川 絵梨子(おがわ えりこ)
2004年、アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06~07 年、平成17 年度文化庁新進芸術家海外派遣制度研修生。18 年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。
近年の演出作品に『ほんとうのハウンド警部』『作者を探す六人の登場人物』『じゃり』『ART』『 タージマハルの衛兵』『死と乙女』『WILD』『スカイライト』『出口なし』『1984』『マクガワン・トリロジー』『FUN HOME』『The Beauty Queen of Leenane』『ローゼンクラン ツとギルデンスターンは死んだ』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『RED』『スポケーンの左手』など。




【運営スタッフ】
進行:桒原秀一(広報部)
進行補佐:五戸真理枝(広報部)、柏木俊彦(国際部、副事務局長)
アドバイザー:和田喜夫(事務局長)

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