井上ひさし:日本の戯曲研修部アーカイブ
「日本の戯曲研修部アーカイブ」は、日本演出者協会が主催する「日本の戯曲研修セミナー」で取り上げた戯曲や劇作家を中心に、セミナーコンテンツや周辺情報をまとめたアーカイブです。未来の演出家や演劇人に向けて、有益かつ論争的な場となることを目的としています。
井上ひさし(いのうえひさし)
1934年山形県生まれ。浅草のストリップ劇場フランス座の文芸部兼進行係となり、台本も書きはじめる。
1964年『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。1969年劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。『手鎖心中』で直木賞、『道元の冒険』で岸田戯曲賞ほかを受賞。1984年こまつ座を旗揚げ。25作品を執筆。戯曲に『父と暮せば』『ムサシ』『化粧』『藪原検校』『紙屋町さくらホテル』など。2010年4月9日、75歳で死去。
日本の戯曲研修セミナーin東京2020 《オンライン版》 井上ひさしを読む! 『日本人のへそ』
2020年10月22日(木)~10月25日(日)
若き日の井上ひさしがテアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』(1969年)を劇作家・演出家がオンラインにて一堂に会してディスカッションする企画を開催しました。
アーカイブとして、ディスカッション参加者によるレポートブックを公開いたします。(セミナーのダイジェスト映像や、レクチャー映像などは、2022年度に公開を予定しております。)
アーカイブ
・動画(公開準備中)
・レポートブック「井上ひさし『日本人のへそ』を読む!」(PDF)
戯曲情報
『日本人のへそ』は『表裏源内蛙合戦』(新潮文庫)、『井上ひさし全芝居 (その1) 』(新潮社)に所収されています。