日本の戯曲研修セミナーin東京2024 福田恆存『龍を撫でた男』を読む!見学者募集のお知らせ

今回は、福田恆存の代表的な戯曲 の一つである、「龍を撫でた男」を 取り上げます。
福田恆存自身と、彼の人間に対する 深い洞察から生まれた、福田恆存らしい、人間の虚構性と自己欺瞞を描いた、現代にもつながるユーモアのあるこの作品について、福田と共同演出をしたこともある演出家・村田元史氏をお招きし、公募したメンバーと共にディスカッションし、最終日にその成果としてリーディン グ発表を行います。

福田恆存 FUKUDA TSUNEARI

ふくだつねあり 1912~1994

日本の評論家、翻訳家、劇作家、演 出家。日本芸術院会員。現代演劇協 会の理事長を務め、協会附属の劇団 雲、劇団欅、劇団昴を主宰する。
シェイクスピアの翻訳や演劇活動を 通じて文学の本質を追求する一方、 保守思想の論客として近代合理主義 や進歩主義を批判し、伝統と倫理を 重視する立場を貫いた。

『龍を撫でた男』


開催日時

【第1回】2/15㊏
18:00-19:00
イントロダクション

19:00-21:00
本読み

21:00-22:00
ディスカッション

 ――

【第2回】2/16㊐
13:00-15:00
ゲストトーク  由紀草一(演劇研究)
『逆説のドラマ・龍を撫でた男』

15:00-17:00
ディスカッション

 ――

【第3回】2/21㊎
13:00-17:00
ディスカッション(本読み有)

 ――

【第4回】2/22㊏
13:00-17:00
ディスカッション・リーディングに向けて稽古

 ――

【第5回】2/24㊊㊗
13:00-17:00
ディスカッション・リーディングに向けての稽古

15:00-20:00
リーディング発表・フィードバッグ

 ――

※タイムスケジュールは予定です。

リーディング 演出家
村田元史(むらたがんし)
1939 年大阪生まれ。1965 年劇団雲の演出部に、研究生を経て数年後に所属。劇団雲が劇団昴へと変わってからも劇団昴に所属し、演出家として活動。T.S. エリオット 作「カクテル・パーティー」、ジュール・ロマン 作「医師 クノック」等を福田と共同演出をする。現在は演劇企画JOKO 会長。

ゲスト
由紀草一(ゆうきそういち)
早稲田大学大学院文学研究科芸術学専修(演劇)修士課程修了。『学校の現在』(1989)以来体験に基づく現実的な教育論で知られる。『思想以前』(1999)から思想方面へ発言範囲を拡大。『軟弱者の戦争論』(2006)などは、戦後日本の思想風土批判の書である。演劇については、『20世紀の戯曲 1~3』(1998~2005 共著)の執筆者の一人として、岸田國士、福田恆存、安部公房、三好十郎、別役実らの戯曲について論じている。


会  場

芸能花伝舎
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-12-30

● 東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅 【出口2】より徒歩約6分
● 都営大江戸線「都庁前」駅 【A5】より徒歩約7分
● 都営大江戸線「中野坂上駅」「西新宿五丁目」より徒歩約10分
●「新宿」駅 西口より 徒歩約15分

使用戯曲

『 龍を撫でた男 』

『福田恆存戲曲全集第二巻』(文藝春秋)『龍を撫でた男』(新潮文庫)などに所収されております

見学者募集

< 参加要項 >

■ 15歳以上
■ 全日程参加できなくてもOK
■ 戯曲を読んだことを前提にセミナーは進行しますが、読んでこなくても参加できます

<お申込み締切>

2025年2月23日㊐まで
※応募人数によって先着順で締切となる可能性がございます

<料 金>

1000円(通し)

お申込み

チケットシステム 「Peatix」からご予約ください

上記のシステムが利用できない方は、お名前、所属、 連絡先 (メール、電話) を明記の上、以下のメールアド レスまでご応募ください。
gikyokubu.tokyo@gmail.com

日本の戯曲研修部《東京》

秋葉舞滝子 蔵人 篠本賢一 丸尾聡 EMMA (旧・豊永純子) 黒澤世莉 日澤雄介 吉田康一 川口典成 小林拓生 平野智子

宣伝美術

松田陽子

助 成

 文化庁文化芸術振興費補助金
(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))
独立行政法人日本芸術文化振興会

主催/制作

一般社団法人日本演出者協会

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#龍を撫でた男を読む

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