青鞜の作家たち:日本の戯曲研修部アーカイブ
「日本の戯曲研修部アーカイブ」は、日本演出者協会が主催する「日本の戯曲研修セミナー」で取り上げた戯曲や劇作家を中心に、セミナーコンテンツや周辺情報をまとめたアーカイブです。未来の演出家や演劇人に向けて、有益かつ論争的な場となることを目的としています。
アーカイブもくじ
青鞜の作家たち(五十音順)
- 荒木郁子『陽神の戯れ』『闇の花』
- 上田君『モルヒネと味噌』
- 岡田八千代『おまん源吾兵衛』『二人の女』
- 岡田ゆき『ある男の夢』『幕間になる迄』
- 小林哥津『お夏のなげき』『女ばかり』
- 長谷川時雨『手兒奈』『或日の午後』『夢占ひ』
- 原田皐月『習作』
レクチャー
青鞜(せいとう)
1911年、平塚らいてうが主唱して結成した青鞜社の機関誌。野上弥生子、長谷川時雨、伊藤野枝、田村俊子、岡本かの子、神近市子らが参加。これらの人びとを〈青鞜派〉と呼ぶ。《青鞜》は初め女性文芸雑誌であったが、のち伊藤野枝を中心として、貞操問題や堕胎問題といった婦人問題の啓蒙誌となり、新しい女性の目ざめと解放に貢献した。1916年廃刊。なお青鞜はブルーストッキングの訳。日本のフェミニズムに大きく貢献した。(出展:百科事典マイペディア)
日本の戯曲研修セミナー@オンライン2022 雑誌『青鞜』を読む!
2022年10月20日(木)、11月22日(火)、12月20日(火)、2023年1月10日(火)(全4回)
雑誌『青鞜』(1911〜1916年)に掲載された戯曲のうち、7人の作家の合計13作品を取り上げました。劇作家・演出家がそれぞれの自由な視点から作家や戯曲を紹介し、ディスカッションをする企画です。
アーカイブとして、セミナーのダイジェスト映像、井上理惠さんによるオープニングレクチャー「女たちの叫び!」、発表&ディスカッション参加者による作家・戯曲紹介のプレゼン動画、作家・戯曲紹介のテキストを公開いたします。
・セミナーの報告
アーカイブ
荒木郁(子):『陽神の戯れ』『闇の花』
上田君:『モルヒネと味噌』・長谷川時雨『或日の午後』
岡田八千代:『おまん源吾兵衛』『二人の女』
岡田ゆき:『ある男の夢』『幕間になる迄』
小林哥(歌)津:『お夏のなげき』『女ばかり』
長谷川時雨:『手兒(児)奈』『或日の午後』『夢占ひ』
『或日の午後』についてはこちら。
原田皐月:『習作』
井上理恵レクチャー
戯曲情報
『青鞜』は📗「国立国会図書館デジタルコレクション」から、インターネット上で『青鞜』を閲覧することができます。国立国会図書館に利用登録(本登録)をした上で、国立国会図書館オンラインにログインし、「個人向けデジタル化資料送信サービス」の利用規約に合意する必要がございます。